冬は、おいしいカニの季節です。カニは冬の味覚の王様です。
タイトル例:人生をリスタートするために!債務整理のことを知ろう!
自分が該当するかどうかは、弁護士や行政書士に調査を依頼すれば、調べることができます。
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2-2 任意整理
任意整理の任意とは、文字通り、意に任せるということで、規則などによらず、その者の思いに任せるということです。
つまり、弁護士や行政書士などの専門家が債権者と交渉して、借金を減らしたり、金利を見直したり、長期にわたる分割払いなどにしてもらうことです。そのことによって、毎月の返済額を減らすことができます。今まで、借金返済が生活の中心だったのを、生活にゆとりを持たせることができるようになる債務整理の一つの方法です。
将来、支払うはずの利息をカットしたり、長期の分割払いにできるようにして、毎月返す借金を減らすことができます。これで、ずいぶん、暮らしにゆとりが出てくることは間違いありません。
債務整理の中でも、最もよく使われる方法です。他の方法と異なり、裁判所を通さず、専門家と貸金業者との交渉、和解となります。裁判所に提出する書類を準備する必要もありません。
この手続きの中で、過払い金の存在が明らかになることもあります。その場合は、もちろん、払い過ぎていた利息分を取り戻すこともできます。
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1-3 民事再生(個人再生)
民事再生とは、経営困難に陥った企業などが「民事再生手続きを始めた」などとニュースなどで報じられることがあるので、聞かれたことがあるのではないでしょうか?
ここでは、企業の民事再生のことではなく、個人の民事再生のことです。民事再生(個人再生)とは、現在の借金が返済困難であるということを裁判所に認めてもらい、減額してもらいます。その減額された借金を3~5年(原則3年)で返済していくことです。
減額された借金を完済すれば、もとの減額前の借金については、原則として返済する義務が免除される点が特徴です。
また、住宅などの財産を維持したまま、行えます。ただし、借金の額、保有している財産により、減額の程度が異なります。例えば、借金の額が5,000万円以下なら、最大1/10にまで減額される可能性があります。
ただ、次項で説明する自己破産のような、借金全額の帳消しではありませんが、自己破産のように、住宅などが処分されることもありません。また、特定の職業に就けないなどの資格制限もありません。
借金が大きく、全額を払いきれないけれど、処分されたくない住宅などの財産がある場合などには有効な方法と言えるでしょう。
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1-4 自己破産
自己破産という言葉を、聞かれたことがあるのではないでしょうか?自己破産というと、ネガティブなイメージばかりが先行して、どうしても避けたいという気持ちの方が強いかもしれませんが、法律的には正当な手続きです。
自己破産とは、「破産申立書」を提出し、裁判所から「免責許可決定」というものをもらい、養育費や税金などを除いたすべての借金を帳消しにしてもらう、債務整理の一つの方法です。
ただし、自己破産できるためには、財産がなく、今後も収入がギリギリで生活できない状態が予想される場合のみに認められます。つまり、「支払い不能」と認められなければなりません。財産、今後の収入などを総合的に判断して、借金をすべて返済することは不可能と認められることです。
そのためには、所有する住宅や車などの財産は、手放さなければなりません。財産はお金に換えて、債権者の支払いに充当されます。しかし、自己破産ということが、戸籍に残ったり、就職に支障があることはありません。
家族が保証人になっていない限り、家族にも影響しません。
自己破産というと、それで「人生終わり」というイメージを持たれるかもしれませんが、人生の仕切り直しという風に考えるといいでしょう。
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2.債務整理をするメリットデメリットとは?
債務整理のメリットデメリットと言っても、債務整理全般についてのメリットデメリットというより、それぞれの方法についてそれぞれのメリットデメリットがあります。前項で、債務整理の4つの種類についての説明の中で、メリットデメリットについても、多少ご説明しましたが、ここでは、もう少し整理してまとめてみました。
【過払い金請求】
- メリット:過払い金請求をしたからと言って、ブラックリストに載ることはありません。また、家族や勤務先に知られることもありません。
- デメリット:過払い金請求には時効があります。期限を超えたものについては請求できません。
【任意整理】
- メリット:裁判所を通さない手続きなので、手続きが比較的簡単。手続き完了後は、将来支払う予定の利息が免除されるため、完済が速くなります。
- デメリット:ブラックリストに載り、約5年間、借入ができません。
【民事再生】
- メリット:裁判所に再生計画を認めてもらい、最大1/10まで借金を減額でき、3~5年という長期の分割払いが可能です。財産の処分も必要ありません。
- デメリット:ブラックリストに載るだけでなく、個人再生したことが官報公告されます。手続きが煩雑で、利用のための要件が厳しいです。
【自己破産】
- メリット:すべての借金が帳消しになります。手続きを始めたら、給料差し押さえなどができなくなります。
- デメリット:ブラックリストに載り、5~10年借入ができなくなります。住所氏名が官報に掲載され、就けない職業があります。
3.債務整理を依頼する弁護士、司法書士を選ぶポイント
最近では、債務整理を謳うTVCMなどをよく見かけるようになりました。ただ、どんな弁護士、司法書士を選べばいいのか、よくわからないのではないでしょうか?
ここでは、債務整理を依頼する弁護士、司法書士の選び方についてまとめました。
- 債務整理を専門としているか?
弁護士、司法書士の仕事は多岐にわたります。弁護士、司法書士と言っても、債務整理の専門外の方では、有利に手続きを行うことができません。
選び方のポイントの一番目は、債務整理、借金問題の専門家であるかどうかがチェックポイントです。
- 費用が明確に示されているか?
弁護士や司法書士には、報酬を支払わなければなりません。通常、弁護士や司法書士に仕事を依頼する機会がないので、いったいどれぐらいの費用が掛かるのかわかりにくいと思います。
費用の総額と内訳がHPなどに明記されているところを選びましょう。
- 報酬が適正か?
なにしろ、弁護士や行政書士に仕事を依頼した経験がある人は少ないと思いますので、HP上に記載されていても、それが高いのか安いのか判断できないと思います。
弁護士や行政書士の報酬については、報酬基準というのが設けられていますので、それらについての説明があるところがいいでしょう。
- 事務所の場所はどこ?
債務整理を依頼する場合、事務所を訪れなければなりません。過払い金請求と任意整理で1回、自己破産、個人再生の場合は複数回訪問します。
TVCMなどで見かけた遠い事務所に依頼すると、通うのが負担になります。自宅や職場近くの事務所を選びましょう。
※司法書士と弁護士の違いとは?ページへリンク
4.債務整理にはどれぐらいかかる?
よく、「着手金無料」などと謳っているTVCMがありますが、先ほども書きましたように、弁護士や行政書士には、依頼する仕事の内容に応じた報酬基準というものがあります。
それぞれの債務整理の相場をご紹介します。
【過払い金請求】
- 回収額の20%、回収額の25%(訴訟時)
【任意整理】
- 着手金:20,000~40,000円
- 成功報酬:20,000円
- 減額報酬:10%
【民事再生】
- 申立手数料:5,000~10,000円
- 予納金:10,000円
- 個人再生委員の報酬費用:150,000~250,000円
- 弁護士や行政書士報酬:400,000円
【自己破産】
- 申立手数料:1,500円
- 予納金:15,000円
- 弁護士や行政書士報酬:400,000円
5.債務整理手続きのフロー
債務整理の過払い金請求、任意整理、民事再生、自己破産の4つの種類のいずれにしても、司法書士や弁護士などの専門家に相談しましょう。
流れとしては、
1) 司法書士や弁護士などを紹介するサイトがありますから、自分に合ったと思われる専門家を探しましょう。
2)事務所のHPなどにある相談申込フォームを送信して、向こうからの連絡を待つ方法と、フリーダイヤルなどに電話をかけて相談しましょう。簡単な相談内容と、相談日時を決めます。これだけでは、手続きは始まりません。
3)事務所を訪問して相談。
専門家に現在の状況を説明し、本人の意向を述べます。専門家の意見も聞いて、方針を立てます。「相談料無料」という場合、この初回面談時の相談料のみが無料ということが多いです。
4)専門家と契約
正式に依頼することを証明する契約書を交わします。
5)債権者に受任通知
債権者に対して、専門家が債務者(あなた)から依頼を受けていることを通知します。
6)債務整理の手続き開始
代理人として専門家に委任した場合、専門家が本人に代わって手続きを行いますが、必要に応じて債務者が動かなければならないこともあります。
ここまでが、債務整理全般の大きな流れです。それぞれの種類によって、準備するものなどが異なりますが、おおよそはこの流れで進みます。
相談すべきか否か、依頼するべきかどうかなど悩んでいる方も多いと思いますが、初回の相談料が無料のところが多いので、一度、無料相談を利用してみるといいでしょう。
債務整理は、何もしないで放っておくことが一番避けなければならないことです。まずは、相談から始めましょう。
※あなたのターゲットやサイト企画合わせた事業所紹介ページへリンク
まとめ
借金の苦しみの長いトンネルの中におられる方のために、トンネルから抜け出す方法のヒントをまとめました。
それぞれの詳細ページもご用意していますから、じっくり読んでいただき、ぜひ参考にしてください。
のんびり構えていないで、即実行が大切です。
ていただきたいです。